これから家づくりやお引越しを検討するときに便利なのが「住宅展示場」ですよね。
住宅展示場を見学すると、新居の間取りのアイデアがふってきたりしてワクワクします。
しかし、せっかく住宅展示場にいってみても「ハウスメーカーの人に全然相手にされなかった・・・」なんてことがよくあります。
そうならないために、ちゃんと営業してもらえるポイントをおさえた上で見学へ行きましょう。
住宅展示場で相手にされない人の特徴11選
営業マンにあまり相手にされなかった過去の実体験とSNSの口コミを参考に、「住宅展示場で相手にされない人の特徴11選」をまとめました。
- 暇つぶしだと勘違いされる
- 独身だと思われる
- 決定権者がそろっていないと思われる
- 予算があまりにも低い
- 年収が低い
- いつかは建てたい程度のスタンス
- 明らかにイベント目的できている
- 服装がだらしない
- 要望があまりにも現実離れしている
- 事前予約なしできている
- マナーが悪い
①暇つぶしだと勘違いされる
住宅展示場は、だれでもふらっと見学できるので、ただの暇つぶしのために見学にきたと思われるケースがあります。
住宅展示場では、キッズ向けのイベントやお得な商品がもらえるキャンペーンもありますので、イベントにがっつき過ぎると「ただの暇つぶしかな・・・」と勘違いされてしまいます。
そのため、営業マンとのコミュニケーションするときは、しっかりと本気度をアピールしましょう。
②独身だと思われる
注文住宅販売は、単身向けの物件は少なく、ほとんどがファミリー向けの物件です。
そのため、独身と思われてしまうと、「この人は独身だから、きっとすぐには家を買わないだろうな・・・」と誤解されてしまいます。
独身と誤解されない対策としては以下の通り。
- 結婚指輪をしていく
- 家族と一緒に見学にいく
- 営業との会話の中で既婚者であることを伝える
既婚者であることがしっかりと伝われば、きちんとした営業対応を受けることができますよ。
③決定権者がそろっていないと思われる
営業マンは、住宅購入の決定権者がいるかどうかを見て判断しています。
(やや時代遅れな考え方ですが・・・)一般的には男性側が住宅購入の決定権者であるパターンが多いので、夫婦そろって住宅展示場に見学に行くことをおすすめします。
④予算があまりにも低い
予算があまりにも低いと判断された場合、残念ながら営業にあまり相手にされないことがあります。
一般的には、首都圏であれば3,000~4,000万円は予算が必要です。
大手ハウスメーカーの場合はさらに高額が必要になる可能性があります。
ですので、例えば「首都圏希望で予算が2,000万円・・・」となってくると、営業マンからするとなかなか対応しづらいですよね。
その場合、もう少し金銭的に余裕ができてから住宅展示場見学に行ったほうがベターです。
⑤年収が低い
年収があまりにも低い場合、住宅ローンの支払い能力を問われるためリスクが高いとみなされるケースがあります。
積水ハウスなど大手ハウスメーカーに限らず、どのハウスメーカーでもあり得る話だと思います。
事前アンケートで年収の記入を求められる可能性がありますが、年収が低いからといって無記入や水増しは避けましょう。
年収は必ず後で確認されますので、早めに伝えた上で営業マンとコミュニケーションをとりましょう。
⑥いつかは建てたい・・・のスタンスで来ている
営業側の立場で考えると、5年後に家を建てたい人よりも、今すぐ建てたい人のほうがいいですよね。
家づくりに向けた計画が漠然としていると、住宅展示場であまり相手にされない場合があります。
事前に夫婦で話し合い、以下のポイントについて具体化しておきましょう。
- いつから新居に住みたいか
- 戸建てとマンションのどちらがいいか
- 具体的な予算はどれくらいか
- 世帯年収はどれくらいか
⑦明らかにイベント目的できている
住宅展示場にイベント目的できていることがわかると、あまり営業されにくくなります。
住宅展示場のイベントには、例えば以下のようなものがあります。
お子さんの記念写真が無料で撮影できたりするので、そういったイベント目当てで見学にくる人はたくさんいます。
もちろんそういった人にも営業がきますが、本気で家づくりをしたい方はあまりイベントにはがっつき過ぎず、きちんと営業マンの話を聞きましょう。
⑧服装がだらしない
服装がだらしないと、営業から相手にされないことがあります。
住宅展示場の見学でできれば避けたい服装は以下の通り。
- ヨレヨレの洋服やTシャツ
- スウェットやジャージなどラフ過ぎる格好
- パジャマみたいな服装 など
SNSでリサーチすると「スーツで行けばよかった・・・」という声もありますが、わざわざスーツまで着ていく必要はないでしょう。
あくまで常識的な人であると理解してもらえれば、まともに営業してもらえるはずです。
⑨要望があまりにも現実離れしている
事前アンケートへの回答が抽象的だったり、あまりにも現実離れしていると、住宅購入を本気で検討していないと思われてしまいます。
事前アンケートでは以下の点を意識しましょう。
- カタログを参考にして具体的イメージを記入する
- 突飛なアイデアや実現不可能なことは書かない
⑩事前予約なしできている
住宅展示場への見学は、できれば事前予約してから行きましょう。
事前予約することで、ハウスメーカーの営業の方に本気で住宅購入を検討していることが伝わります。
事前予約の手順については「住宅展示場の事前予約方法は?」を参考にしてみて下さい。
⑪マナーが悪い
マナーの悪さなどが原因で、営業マン側が不快に感じた場合には相手にされない可能性があります。
例えば以下の点には注意が必要です。
- イベントで悪態をつく
- 営業マンに横暴な態度をとる
- 値下げ交渉に節度がない
- 子どもがうるさくても注意しない
- 飲食しながら話を聞く
常識的な行動をとるようにして、基本的なマナーは守りましょう。
住宅展示場で相手にされない場合の対策は?
住宅展示場へ行く前に、以下の点を確認しておきましょう。
そうすることで営業マンとの会話を深めることができます。
- 事前予約してからいく
- 夫婦で一緒にいく
- 身だしなみをチェックする
- 本気度をアピールする
- 予算を準備してから行く
- イベントには食いつき過ぎない
- マナーを守る
- 資料やカタログに目を通しておく
対策① 事前予約してからいく
住宅展示場の見学は、事前予約してからいくのがおすすめです。
事前予約するメリットとして「本気で家づくりを検討している」ことが伝わります。
さらに他のお客さんとの営業スタッフの調整も行われるので、待ち時間が短くなる可能性があります。
対策② 夫婦で一緒にいく
一人で住宅展示場に見学へ行くと、住宅を購入する上での決定権者でないと思われてしまう可能性があるので、できれば夫婦でそろって見学へ行きましょう。
特に女性の場合、なぜか決定権がないと勝手に勘違いされて嫌な思いをした口コミが多くありました。
夫婦で揃っていくことで、そういった勘違いをされる心配がなくなりますし、住宅購入への本気度が営業マンにも伝わり、積極的にプラン提案などしてもらいやすくなります。
対策③ 身だしなみをチェックする
イベント会場へと向かう前に、最低限の身だしなみには気を付けておきましょう。
- 服装はだらしなくないか
- 寝ぐせははねていないか
- 清潔感があるか
- 口臭はしないか(ニンニク臭などNG)
身だしなみが整っていないと「ふらっと暇つぶしにきたのかな?」と間違われてしまいます。
そうならないためにも、最低限のマナーは守りましょう。
対策④ 本気度をアピールする
営業マンからすると、お客さんのタイプは以下のどれかに分かれます。
- イベント目当て
- ただの暇つぶし
- く家づくりに漠然と興味がある
- 本気で家づくりしたい
「4.本気で家づくりしたい」ということが伝われば、営業マンも真剣に相手をしてくれますよ。
対策⑤ 予算を準備してから行く
住宅展示場へ見学にいくと、必ず聞かれる質問はこちらです。
「ご予算はおいくらでしょうか?」
そこで回答できなかったり、あまりにも的外れな金額で回答してしまうと、営業マンのやる気スイッチがそこで切れてしまいます。
的外れな回答をしないためにも、あらかじめご家庭でざっくりとした予算は決めておいた方がベターです。
また、ハウスメーカーによって価格帯が若干異なるので注意しましょう。
坪単価 | ハウスメーカー |
---|---|
安め(~50万円) | タマホーム アイフルホーム アイダ設計 など |
普通(50~70万円) | ミサワホーム 一条工務店 など |
高め(70万円~) | 積水ハウス ヘーベルハウス セキスイハイム 三井ホーム スウェーデンハウス パナソニックホームズ など |
上記にあわせて予算を準備できれば理想ですが、予算が足りない場合でも、ハウスメーカーの営業マンと調整できるので気軽に相談しましょう。
対策⑥ イベントには食いつき過ぎない
イベント目的と思われないために、イベントにはあまりがっつき過ぎないようにしましょう。
イベント中にもし話しかけられたら、しっかりと受け答えして営業マンに新居の要望を伝えてみましょう。
対策⑦ マナーを守る
相手にされない対策として、大人としての基本的なマナーは守りましょう。
詳しくは「⑪マナーが悪い」で解説しています。
対策⑧ 資料やカタログに目を通しておく
もし時間に余裕があれば、事前にハウスメーカーのカタログには目を通しておきましょう。
予備知識があるのとないのとでは営業マンの反応も変わってきますし、住宅展示場見学が何倍も有意義になりますよ。
資料請求してカタログを読めば以下のことがざっくりわかります。
- コンセプト
- 耐震性
- 断熱性(省エネルギー性)
- 劣化対策
- 維持管理方法
- 家づくりの流れ
- サポート内容
- 設計デザイン(外観・間取り)
- 住宅設備
- 参考プラン など
複数社のカタログをまとめて資料請求するには「タウンライフ家づくり」がおすすめです。
画面入力していくだけで、ハウスメーカーから見積をもらうことができます。
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住宅展示場の見学前に確認しておくべき注意点は?
住宅展示場はできれば事前予約をした上で、以下の点を一通り確認しておくことがおすすめです。
- 注文住宅の予算を大まかに確認する
- 引っ越しの予定時期をざっくりと決めておく
- 注文住宅の要望をまとめておく
- ハウスメーカーの参考価格帯を確認する
- ハウスメーカーの対応エリアを確認する
注意点① 注文住宅の予算を大まかに確認する
まずはざっくりでもいいので、予算を決めておくことをおすすめします。
国土交通省の「住宅市場動向調査」によると、新築の建築資金の全国平均は約3500万円で、そのうち75%程度(約2700万円)を借入しています。
年収や資産にもよりますが、こちらをひとつの参考としてみて下さい。
注意点② 引っ越しの予定時期をざっくりと決めておく
※引っ越しのタイミング(入学のときなど)
引っ越しする時期は大まかに確認しておくことをおすすめします。
注文住宅の場合の建設期間はだいたい8ヶ月~16ヶ月が目安なので、それよりも前に引っ越すことはできません。
その他に、引っ越しタイミングの検討ポイントは以下になります。
- お子さんの卒業タイミングとあわせる
- 引っ越し業者の繁忙期(3~4月、9月)は避ける
- 引っ越し代が安い時期(5~7月、10~12月)をねらう
「だいたい来年の10月に引越したいと思っています!」
というふうに営業マンに伝えると、それにあわせた建設計画で見積もりを作成してくれますよ。
注意点③ 注文住宅の要望をまとめておく
住宅展示場の見学前に、以下のような要望をまとめておくと、会話をスムーズに進められます。
- 土地エリア
- 建築資金
- 駅までの距離
- 家族構成
- 部屋数
- 自動車の台数
- 夫婦で寝室は同じか
- 外構工事の範囲
- ペットを飼う予定
注意点④ ハウスメーカーの参考価格帯を確認する
ハウスメーカーの大まかな参考価格帯は以下の通りです。(再掲)
坪単価 | ハウスメーカー |
---|---|
安め(~50万円) | タマホーム アイフルホーム アイダ設計 など |
普通(50~70万円) | ミサワホーム 一条工務店 など |
高め(70万円~) | 積水ハウス ヘーベルハウス セキスイハイム 三井ホーム スウェーデンハウス パナソニックホームズ など |
上記はあくまで参考なので、詳しくみるには「タウンライフ家づくり」で見積比較をとることがおすすめです。
注意点⑤ ハウスメーカーの対応エリアを確認する
大手ハウスメーカーであれば(沖縄県を除く)日本全国が対応エリアであるケースが多いです。
正確な対応エリアについては、各ハウスメーカーの「住宅展示場の設置エリア」を参考にするか、「タウンライフ家づくり」で見積依頼をするとよいでしょう。
住宅展示場見学を事前予約するメリットは?
事前予約をするメリットは主に4つあります。
- 待たされる心配が少ない
- 顧客情報が伝わりスムーズに会話できる
- 要望にあったプランを紹介してもらえる
- クオカードなどの特典がもらえる
メリット① 待たされる心配が少ない
住宅展示場へ行くと、営業マンが他のお客さん対応で手いっぱいで、なかなか相手にしてくれないことがあります。
事前予約をしておけば、現地で待たされる心配が少ないので安心ですね。
メリット② 顧客情報が伝わりスムーズに会話できる
事前予約のときに新居に関する要望を入力するケースがあります。
事前予約しておくとそれをもとに営業を受けられるので、スムーズにコミュニケーションをとることができます。
メリット③ 要望にあったプランを紹介してもらえる
予約時にアンケートなどを入力する場合がほとんどですので、営業マンはそれに合わせてリサーチしてくれますので、おすすめの間取りプランや物件、地域エリアなどを紹介してもらえます。
せっかくのハウスメーカー見学なので、時間を有効に使いたいですよね。
当日にふらっと立ち寄るのでもいいですが、できれば前もって予約しておきましょう。
前日でも空きがあることがほとんどなので、まずはタウンライフ家づくりで資料請求をしてみて確認してみましょう。
メリット④ クオカードなどの特典がもらえる
事前予約特典として、クオカードや景品がもらえることがあります。
人によっては景品やイベント目当てで行くことも。
ですが営業マンの目は肥えていますので、イベント目当てきていると見抜かれてしまうと、冷たくあしらわれるかもしれません・・・。
イベント目当ては避けて、しっかりと家づくりにフォーカスを置きましょう。
たった3分でできる!住宅展示場見学前の事前予約方法
住宅展示場見学を予約する方法は、3ステップです。
とても簡単で3分程度で完了できますので、こちらの手順にそって進めてみて下さい。
手順① タウンライフ家づくりで一括資料請求をおこなう
まずは、タウンライフ家づくりから一括資料請求をおこなうことがおすすめです。
タウンライフ家づくりなら以下のハウスメーカーに対して資料請求をまとめて依頼できます。(他にも登録事業者は多数あり)
資料請求方法ですが、まずは「タウンライフ家づくり」にアクセスして、家づくり計画書作成の入力フォームから必要な情報を入力していきます。
「家づくり計画書」の実際の入力画面は以下の通りです。
他には以下のような質問があります。
- 何世帯で住むのか
- 何階建てがいいか
- 人数は何人か
- 希望エリア
- 土地保有状況
- 土地の希望坪数
- 希望価格
- その他要望など
最後には自由記述欄があるので、何か伝えたいことがあれば詳細を記載しましょう。
これで入力完了です。
あとはハウスメーカーから電話やメールが届くのを待ちましょう。
手順② ハウスメーカーからの問い合わせに回答
家づくり計画書作成フォームから依頼を投げたら、ハウスメーカーから問い合わせがきます。
- 希望価格は変更可能か
- 希望エリアは他にあるか
- 坪数はもう少し狭くても大丈夫か
- 住宅展示場見学を希望するか
- 今後の連絡手段はメールと電話のどちらを希望するか
入力フォームでは伝えきれなかった詳細要望を直接伝えることで、要望とマッチした物件や土地の情報を提供してもらえます。
手順③ 住宅展示場の見学を希望する
お問い合わせに回答した上で、住宅展示場の見学を希望する場合はその旨を伝えましょう。
住宅展示場で相手にされない対策|まとめ
はじめて住宅展示場へ行く人は「相手にされなかったらどうしよう・・・」と不安になるかもしれませんが、普通にしていれば営業マン側から積極的に話しかけてもらえるのでご安心を!
対策ポイントだけしっかりと目を通しておいて、あとは住宅見学を楽しんでみて下さいね。
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