この記事で分かること
- 転勤族がマイホームを購入するのは後悔する?
- 転勤族がマイホーム購入を決断するタイミング
- 転勤族が後悔しないマイホーム購入のポイント
- マイホーム購入後に転勤になったらどうする?
将来のことを考えたときに、マイホームを購入して住む環境を整えたいと検討する方も多いのではないでしょうか?
しかし、転勤族の場合はマイホームを購入してもすぐに転勤を言い渡され、夫と離れて暮らすことになる可能性も考えられます。
そのため、転勤族はマイホームを購入するタイミングにはとても悩むことでしょう。
この記事では、転勤族がマイホームを購入するのは後悔するといわれている理由や、転勤族が後悔しないマイホーム購入のポイントなどを解説していきます。
転勤族でマイホームの購入に不安や悩みがある方は本記事を参考にしてみてください。
転勤族がマイホームを購入するのは後悔する?
転勤族がマイホームを購入するのは後悔するといわれているのは、いくつか理由があります。
- マイホーム購入後に転勤になって単身赴任をすることになる
- 転勤先の家賃とローンの二重支払いで負担が大きい
- マイホームを賃貸、売却に出せない
上記のように、転勤族ならではの理由でマイホームを購入してから後悔する方はいます。
たしかに、転勤する可能性を考えるとさまざまな不安が出てきて、マイホームの購入に悩む転勤族も多いでしょう。
一方で転勤族だけどマイホームを購入して満足している家庭も多くいます。
賃貸に出す前提でマイホームの計画を立てたケースや、単身赴任先で家賃補助が出て家計の負担を抑えられたケースなどあげられます。
次の項目でマイホーム購入で後悔するケースと後悔しないケースについて詳しく解説してきます。
転勤族がマイホーム購入で後悔するケース
転勤族がマイホーム購入で後悔するケースは以下のとおりです。
- 単身赴任が辛い
- いつ転勤になるか分からない
- ローンと家賃の支払いで負担が大きい
- マイホームを売却、賃貸に出せない
それぞれ詳しく解説していきます。
①単身赴任が辛い
1つ目は、単身赴任が辛くてマイホームの購入に後悔するケースです。単身赴任になるケースは、マイホームに限らず賃貸に住んでいても起こります。
せっかくマイホームを建てたのに、家に住めないことが精神的にストレスになって後悔に繋がるようです。
②いつ転勤になるかわからない
2つ目は、マイホームで楽しく過ごしていても、いつ転勤になるかわからないという不安から後悔に至るケースです。
転勤族は転勤に慣れているとはいえ、いつ転勤になるかわからない状況は想像以上にストレスがかかります。
「今年中に転勤になるかもしれない」「また会えない日々が続くのが心配」という不安な気持ちでいっぱいになると、新しいマイホームでの生活も楽しめなくなります。
③ローンと家賃の支払いで負担が大きい
マイホーム購入後に単身赴任をすると、マイホームのローンと単身赴任先の家賃で二重の支払いになり、家計の負担が大きくなることで後悔するケースです。
転勤先に家族は引っ越さない場合、支払いが増えても問題ないのか、金銭面の不安は先に解消しておきましょう。
④マイホームを売却または賃貸に出せない
家族で相談した結果、マイホーム購入後に転勤になって家族も引っ越す場合に、マイホームを売却または賃貸に出すことを考える方も多いでしょう。
しかし、先のことを考えずにマイホームを建ててしまうと、借り手が見つからない場合もあります。空き家の間も自分たちでローンを負担することになってしまいます。
家を購入したのに住むことができないうえ、二重で支払いがかかってしまいマイホームの購入を後悔することになります。
転勤族がマイホーム購入で後悔しないケース
ここまで転勤族がマイホームの購入で後悔するケースを紹介しましたが、一方で後悔していないケースもあります。
- 将来的にマイホームに戻ってくる可能性がある
- 賃貸に出す前提でマイホームを購入した
- 単身赴任先で家賃補助が出る
それぞれ解説していきます。
①将来的にマイホームに戻ってくる可能性がある
転勤族でも将来的にマイホームに戻ってくる可能性が高いと、後悔することはないようです。
たとえば、本社を拠点としている場合は、その近くにマイホームを建てればいずれは戻ってくる可能性が高いです。また、転勤する期間が決まっている場合も、マイホームを購入しても後悔することはありません。
このように、マイホームの購入で後悔しないためには、家を建てる場所はとても重要なポイントです。
②賃貸に出す前提でマイホームを購入した
転勤族がマイホームを購入して後悔しないケース2つ目は、賃貸に出す前提でマイホームを購入したケースです。
転勤先に家族もついていくことを事前に決めておき、賃貸に出すことを考慮してマイホームの計画を立てます。
たとえば賃貸向けに人気の間取りや立地にすることで、もし家を空けても借り手が見つかって賃貸に出せます。そのため、ローンの支払いに負担になって後悔することもなくなります。
③家賃補助・住宅補助が出る
3つ目は、夫の単身赴任先の家賃補助が会社から出ること、マイホームを購入しても住宅補助が出るから後悔はしていないケースです。
先ほど解説した後悔するケースでは、転勤先の家賃とマイホームの二重支払いよる家計の負担になるケースが多かったです。
転勤族がマイホーム購入によくある不安や悩み
マイホームを購入するうえで、通常は不安にならないことでも転勤族だから悩んでしまうケースは多いです。
以下では、転勤族ならではの不安や悩みを紹介します。
- マイホームを購入するタイミングが難しい
- マイホームを購入する場所に悩む
- 家賃補助を受けられなくなるかもしれない
- 家族と離れる可能性がある
それぞれ詳しく解説していきます。
購入するタイミングが難しい
転勤族がマイホームを購入する際に悩むのは、マイホームを購入するタイミングです。
マイホームを検討していたけど、タイミングがあわずに断念したという声もあります。一方で、子どもが大きくなりお母さんが仕事をはじめたタイミングで、マイホームの購入に踏み切った方もいます。
家庭によってマイホームを購入するタイミングは異なりますが、いつ購入するかはとても重要です。
子どもが進級したタイミングや共働きになったタイミングなど、家族にとってベストなタイミングでマイホームの購入を考えることが大切です。
マイホームを建てる場所に悩む
転勤族によくある不安や悩みの2つ目は、マイホームを建てる場所です。
転勤族とはいえ、安定した生活の拠点がほしくてマイホームの購入を決める方が大半です。そのため、家を建てる場所は夫婦どちらも納得がいくように話し合う必要があります。
転勤先の近くや夫婦どちらかの実家の近くなど、マイホームを建てるのに最適な場所を決められなくて悩む方は多いです。
家賃補助を受けられなくなる
家賃補助を受けられなくなることも、マイホームを購入するうえで不安な要素としてあげられます。
もともと家賃補助がもらえて家計が助かっている家庭は、家賃補助がなくなることで支払いの負担が大きくなるデメリットがあります。
家賃補助はもらえるのともらえないのでは大きな違いがあるため、家賃補助がなくなることを考えるとマイホームの購入に不安を感じるようです。
家族と離れる可能性がある
家族と離れることが不安でマイホーム購入に踏み切れない転勤族も多くいます。
ひとりで家事育児すべてこなすのは、とても大変なことで覚悟が必要です。そのため、子どもが小さいうちは賃貸で、手がかからなくなってきたタイミングでマイホームの購入を検討するのもおすすめです。
家族と離れることは寂しいだけでなく片方に負担がかかってしまう可能性もあるので、マイホームの購入を考える転勤族にはよくある悩みです。
防犯面が不安
マイホームを購入して、夫が単身赴任となると一軒家の防犯面が不安になる方もいます。
子どもとお母さんだけが暮らすとなると、「もし泥棒が入ってきたら?」という想像をしてしまい、不安になるケースです。
マイホームを購入するタイミングでホームセキュリティに加入、防犯カメラやセンサーを取り付けるなどの防犯対策をして、不安を解消しましょう。
転勤族がマイホームの購入を決めるタイミング
転勤族がマイホームの購入を決めるタイミング
- 子どもの進学
- 住宅ローンの返済年齢
- 家賃の負担が大きい
転勤族がマイホーム購入を決断するタイミングは、子どもがいる場合は進学のタイミングで決める家庭が多いです。
また、住宅ローンが返済できる年齢や家賃について考えたときに、ベストなタイミングを探ってマイホーム購入に踏み切る方もいます。
以下では、マイホームの購入におすすめのタイミングを紹介しますので、転勤族でタイミングに悩んでいる方は参考にしてみてください。
子どもが小学生になるタイミング
子どもがいる転勤族は、子どもが進学するタイミングでマイホームの購入を決断している方が多いです。
子どもがいる転勤族は、子どもが小学校にあがる前に住居を安定させたいと考える方も多いのではないでしょうか?
子どもにとって友達は宝なので、小学生の間に転校をすると寂しい思いをさせてしまいます。さらに、新しい環境に馴染めなくて学校に行きたがらなくなる場合も考えられます。
そのため小学校入学前にマイホームを購入して、子どもが安定して暮らせる環境を用意してあげる転勤族が多いようです。
小学3年生くらいになると仲の良い子と遊ぶようになり「友達と離れたくないから転校はしたくない」という子どもの気持ちを優先して、マイホームの購入を決めるケースもあります。
中学や高校進学のタイミング
小学校入学のタイミングのほかに、中学校入学前や高校進学までにマイホームを検討する場合もあります。
中学校は進路を考える大切な時期なので、子どもが勉強に集中できるように住居を落ち着かせるという目的で、マイホームの購入を決めるようです。
住宅ローンの返済年齢
住宅ローンを返済できる年齢を今一度考えたうえで、マイホームの購入を決めることもあります。
定年の65歳までに住宅ローンを完済させるのが理想なので、35年ローンを組む場合は30歳がマイホームを購入するタイミングです。
35年ローンを組めるのは44歳が上限ですが、住宅ローンの支払いを開始する時期が遅くなる分、月々の負担が大きくなります。
住宅ローンの返済年齢を1つのタイミングとして、早めの計画を立てることが大切です。
定年退職後
定年後にマイホームの購入を考える方もいます。しかし定年後だとローンは組めないので現金一括支払いになるため、十分な貯蓄が必要です。
貯蓄できる自信がない方は、住宅ローンを組める年齢のうちにマイホームを購入して、定年後に夫婦が住みやすい環境にするのも良いでしょう。
金銭面で心配事や不安がある場合は夫婦で十分に話し合うことが大切です。
家賃の負担が大きくなる
家賃補助がなくなって家賃の負担が大きくなることを理由に、マイホーム購入を決めるのも1つのタイミングです。
家賃補助がなくなると賃貸に住み続けるメリットを感じられなくなるため、マイホームの購入を検討するきっかけに繋がります。
転勤族でマイホーム購入をするなら早めに行動しよう
転勤族でマイホームの購入を決断したら、早めに行動することをおすすめします。
理由は、以下のとおりです。
- いい物件がすぐに見つかるわけではない
- 注文住宅は家が完成するまで時間がかかる
- 家の金額は高くなっていっているから
いい物件がすぐに見つかるわけではない
マイホームの購入を決めても、すぐに良い物件が決まるとは限りません。人気のエリアで土地を探している場合は、早めに決めなければすぐに買い手が見つかる可能性があります。
そのため、マイホームを購入すると決めたら情報収集だけでもしておきましょう。
新しい土地や物件が出る度にチェックしておくことで、自分の条件に合う土地や物件に巡り会える可能性もあがります。
マイホームの購入はタイミングも重要なので、いざというときにすぐ行動できるように準備しておきましょう。
注文住宅は完成まで時間がかかるから
建売住宅や分譲マンションの場合は、すでに完成されている物件を購入すれば早く住むことができます。
しかし、注文住宅の場合は、業者と契約してから間取りや設備の打ち合わせを何度も繰り返すため、家が建つまで1年近くかかる場合も。
転勤族は、まだ住宅を建てていない段階で次の転勤がきてしまう可能性もゼロではありません。
転勤族がマイホームを購入する場合は期間に余裕を持って計画を立てる必要があります。
転勤族が後悔しないマイホーム購入のポイント
ここまで、転勤族がマイホームを購入して後悔するケースや購入を決めるタイミングを紹介しました。
では、実際に転勤族がマイホームの購入で後悔しないためには、どのようなポイントを押さえればいいのでしょうか?
以下では、転勤族がマイホームを購入するうえで後悔しないためのポイントを詳しく解説していきます。
- マイホーム購入に使える予算把握
- マンションか一戸建てか決める
- 工務店・ハウスメーカー選びのポイント
- 立地・エリア選びのポイント
- 賃貸・売却を見据えて検討する
マイホーム購入に使える予算を確認
転勤族がマイホームの購入で後悔しないために、マイホームに使える予算をしっかりと把握しておきましょう。
自分がいくら程度のマイホームを購入できるのか予算をしっかり把握しておけば、住宅を決めている間に予算オーバーになり、ローンの返済で生活がきつくなるというリスクを減らせます。
また、単身赴任先の家賃補助が会社から出るかどうかもポイントです。
家賃補助がもらえれば家計の負担は抑えられますが、家賃補助がもらえない場合は、住宅ローンにくわえて単身赴任先の家賃も支払うことを考えて予算を組むことが重要です。
あくまでも目安なので、月々いくらまでなら家計の負担にならないか予算を把握してからローンを組みましょう。
住宅ローンを組む年数で多いのは35年ですが、長い年月の間に何が起きるかわからないので、借りられる最大限の金額で住宅ローンを組むことはおすすめしません。
マンションか一戸建てか決める
マイホームに使える予算を決めたら、マンションか一戸建てどちらにするか決める必要があります。
建てる場所や生活スタイルなど、家庭によってどちらが適しているかは異なります。分譲マンションと一戸建てのメリット、デメリットはそれぞれ違うので、自分の環境に合う方を選びましょう。
それぞれおすすめな人の特徴は次のとおりです。
いずれ売却することを視野に入れており、防犯面に心配がある人には分譲マンションが向いています。
一方で、近隣住民に子どもの音で迷惑をかけないか心配な人や、ずっと住み続ける予定の人には一戸建てが適しています。
転勤族が後悔しない立地を選ぶ
転勤族にとってマイホームを建てる場所はとても重要です。
単身赴任することを前提にして住宅を建てるなら、以下のような場所を候補にあげるのがおすすめです。
- 夫婦どちらかの実家の近く
- 子育てや教育しやすい環境
- 転勤を繰り返して気に入った地域
- 老後に住みたい場所
夫婦どちらかの実家の近く
夫婦どちらかの実家近くにマイホームを建てると、親御さんが協力してくれるメリットがあります。
また、夫婦の地元が少し離れている場合、簡単に会いに行ける距離にいるだけで心強いと感じる方は、中間地点に住宅を建てるのも一つの方法です。
子育てや教育がしやすい環境
子どもがいる転勤族は、子育てや教育がしやすい環境に住宅を建てるのがおすすめです。子育て支援が手厚い地域や、地元で人気な小学校などが考えられます。
奥さんの地元近くで住宅を建てれば、友達や知り合いが多いので母子ともに良い環境で暮らしていけるでしょう。
気に入った地域
転勤を繰り返している間に気に入った地域があれば、マイホームを建てる候補におすすめです。
交通の利便性、買い物のしやすさなど土地に求めている条件は人それぞれです。そのなかで、転勤で住んだ地域に気に入った場所があったら、そこを検討してみてもいいかもしれません。
老後に住みたい場所
老後に暮らしたいと考えている地域も候補におすすめです。
旦那さんが定年したあとも長く住む予定でマイホームを購入するなら、夫婦で老後に住みたい場所を候補にして、マイホーム購入を検討してもいいでしょう。
賃貸・売却を視野に入れる
転勤族がマイホームを購入して後悔するケースで、賃貸や売却ができなかったことが理由にあります。
そのため、賃貸に出しやすい、もしくは売却することを視野に入れてマイホームの計画を立てましょう。
転勤の期間が決まっていてマイホームに戻ってくる可能性がある場合は、一時的に賃貸に出す計画でマイホームを建てるのが向いています。
一方で転勤の期間の目処が立っておらず、単身赴任ではなく家族も一緒についていく場合は売却を検討する必要があります。
賃貸や売却に出す可能性を考慮して、資産価値のあるマイホームを建てることが後悔しないための近道です。
マイホーム購入後に転勤になったらどうする?
理想のマイホームを建てたけど、購入してから転勤が決まるのは転勤族にはありえる話です。しかし、夫が単身赴任をするか、家族もついていくか、判断に悩む方も多いのではないでしょうか?
マイホーム購入後に転勤になった場合、以下の選択肢を取ることが多いです。
- 単身赴任をする
- 遠距離通勤にする
- マイホームを一時的に貸し出す
- 住む予定がないなら売却を検討する
それぞれ詳しく解説していきます。
単身赴任をする
マイホーム購入後に転勤になった場合、夫が単身赴任をする選択をするケースが多いです。
JILPT「企業における転勤の実態に関する調査」の調査結果では、転勤者で「ほとんど単身赴任」と答えた方の割合は、国内転勤28.6%、海外転勤は37.1%です。
賃貸、マイホームに関わらず単身赴任を選択する家庭は多いでしょう。
遠距離通勤にする
電車やバスなどの交通機関を利用して遠距離通勤をする方法も選択肢の一つです。
マイホームに愛着があると長時間の通勤を我慢してでも、帰宅したいという気持ちになる方もいるでしょう。
しかし、いつまで転勤かわからない状態では通勤時間の負担が大きいため、転勤の期間が決まっている場合に遠距離通勤を選択肢に入れるのがおすすめです。
マイホームを一時的に貸し出す
家族全員で転勤先に引っ越す場合は、マイホームを一時的に賃貸として貸し出す方法があります。借り手が見つかれば、毎月の家賃収入を住宅ローンにあてられるので金銭的な負担も減らせます。
ただし家賃収入に対する税金がかかるため注意が必要です。家賃収入から必要経費をひいた不動産所得が課税対象となります。
すぐに借り手が見つからない場合、空き家の間は自己負担で住宅ローンを払い続けなければいけません。注意点も把握したうえで、マイホームを貸し出すかどうかを決めましょう。
住む予定がないなら売却を検討する
家族で話し合った結果、転勤先に家族も引っ越してマイホームに戻る予定がない場合は、売却を検討するのも選択肢の一つです。
長期間マイホームで暮らすことができないと、ローンの支払がもったいないと感じます。
以下のような住宅は高く売却できる可能性が考えられます。
- 築浅
- 需要が高い人気エリア
- 使いやすい間取り
また、価値が上がり続けている土地もあるので、土地によっては購入金額よりも高く売却できる場合もあります。
しかし、以下のような場合は期待値よりも安くなる可能性があります。
- 間取りが使いづらい
- 築年数が20年以上
- 駅から遠い、不便な立地
- 変わった造りの住宅
マイホームを売却するには、住宅ローンの完済が終わっている、または完済するという条件をクリアする必要があります。そのため売却金額がローンの残債を下回る場合は、自己負担で完済しなければいけなくなります。
事前に家族で話し合ってマイホームの購入を検討しよう
転勤族はマイホームを購入しても、転勤になって離れてしまうケースは少なくありません。また、転勤が決まってすぐに引っ越し準備をしなければいけなくて、マイホームについて考える時間が十分に取れない場合もあります。
そのため転勤になった場合はどう対応するのかを家族で事前にしっかり話し合うことが大切です。
子どもがいる家庭の場合、転勤になったら夫は単身赴任をすると決めておけば、マイホームの購入に踏み切りやすくなります。
マイホームは一生に一度の大きな買い物なので、将来を見据えて納得がいくように計画を立てましょう。
転勤族がマイホームを購入すると後悔する理由は?まとめ
転勤族にとって「マイホームを購入してもいつまで住めるか分からない」という不安は、多くの方が抱えていることでしょう。
しかし、転勤族なことを理由にマイホームを諦める必要はありません。
マイホーム購入後に転勤になったときの対応を決めておき、将来を見据えて計画的な家探しをすれば失敗や後悔をするリスクも減ります。
ぜひ本記事を参考にして、家族で納得のいく形で素敵なマイホームを建てましょう。
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